【 こんな症例が治ります シリーズ 81 】 イヤホンの誤食 も 的確な治療で治します。

 

 

 

 

 

 

 

 

イヌ 8ヵ月 メス です。

 

 【 イヤホンを飲み込んでしまったというワンちゃん 】です。

 

 15-30分前にイヤホンを飲み込んでしまったということで、来院されました。 お腹のレントゲンでは胃にぼんやりと異物の様な影がみられました。

 

 飲み込んだものがイヤホンとはっきりしていて、飲み込んでからの時間も短かったことから催吐剤を飲ませて吐かせる処置を行ったところ、すぐにイヤホンを吐き出してくれました。

 

 今回のように飲み込んだものが小さく、飲み込んでからの時間も短い時には吐かせることもできますが、尖ったものを飲み込んでしまった時や、飲み込んでからの時間が長い時には場合によってはお腹を開ける手術が必要になったりもしますので、まずは間違って飲み込んだりしないよう日頃からワンちゃんの届くところに物を置かないようにしっかりと気を付けましょう。

 

 当院は、デジタル内視鏡もございまして、異物の大きさが小さく、かつ食道や胃の中の異物でしたら取り出す事が出来ます。 消化管用の内視鏡はテクニックが必要なので、その点では当院の内視鏡はとてもレベルが高い機種と、それを使う熟練したチームがおりますので、動物に優しい医療が出来ます。

 

 御安心下さい。

 

 獣医師 

 

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